2008/08/04

平成19年中の猥褻事犯の概況

 過日、警察庁が平成19年中における風俗関係事犯の統計を発表しました。
 それによりますと、猥褻事犯の検挙件数、検挙人員ともほぼ昨年並みでいずれも2,500件をわずかに超えています。
 この検挙件数の内訳は70%近くが公然猥褻、他が猥褻物頒布等の罪で猥褻物頒布は昨年に比較し17件増加しています。
 また、猥褻物の押収点数は、約107万点で昨年比約20万点の増加をみており、その殆どがCD、DVDとなっています。
 一方、インターネットの発展に比例し、過去5年間のコンピューター・ネットワークを利用した猥褻事犯の検挙状況は、平成15年の検挙件数113件から年々増加の一途をたどり、平成19年には203件と倍増するに至っています。
 主要な検挙事例としては、ストリップ劇場における公然猥褻事件を始め、猥褻図画販売目的所持違反事件では、猥褻DVD等の密売グループがダイレクトメール等の方法により、北海道から沖縄までのビデオ店を含む約20万人以上の
客から注文を受け、組織的に通信販売していた事案が摘発されました。
 同事案では、無職の男性ら27人が石川県警・大阪府警により猥褻図画販売目的所持等で検挙され、猥褻DVD約9万1千枚が押収されました。
 また、インターネット利用による猥DVDの通信販売や客寄せのため、出会い系サイトにアクセスすれば猥褻画像を閲覧することが可能な状況を設定し、同サイトにアクセスした不特定多数の者に猥褻画像を閲覧させた男性が猥褻図画公然陳列で検挙されています。

2008年08月04日 12:25