2008/05/13
猥褻図画犯罪の特異な形態 [コラム]
先に、ここ数年の猥褻物に関する検挙件数の増加についてお知らせしましたが、本年も年初から依然として同様な傾向が続いています。
その中から特異な検挙事例について幾つかを紹介します。
<猥褻DVDの宣伝用カタログを印刷したもの>
大阪府警、石川県警による合同捜査本部は、昨年猥褻DVDの全国販売 組織を摘発した際、その関連捜査で大阪府内4印刷会社の取締役5名を猥 褻DVDのカタログ約8万部を制作したとして「猥褻図画販売の幇助」容疑で 検挙しています。
<猥褻DVD販売者に口座を貸与したもの>
京都府警は、無職・住所不定の男が自分名義の銀行、郵便局の2口座を 客の振込み用口座に使用させるため、知人のネットを通じ猥褻なDVDを販 売していた男に約40万円を貸したとして、組織犯罪処罰法の犯罪収益収受 違反容疑で逮捕しています。
<店名のない店で猥褻DVDを販売したもの>
警視庁は渋谷区内の店舗で猥褻DVD約8,400枚を所持していた店長を
猥褻図画販売目的所持の現行犯で逮捕しました。
同店舗には店名の表示はなく、店舗の前に「DVD新作入りました」などと 記載した看板を置いて販売していたものです。
<その他>
鎌倉市内の個室ビデオ店が風営法が定める禁止区域内で営業していたた め風営法違反として検挙されている他、「出会い系サイト規正法」違反容疑の
小学校職員が猥褻行為を撮ったた写真を多数所持していたことから、追求の 結果「児童買春・児童ポルノ禁止法」違反でもある事が判明し、埼玉県警によ り逮捕されています。
また、インターネット掲示板の猥褻図画掲載事件で、同掲示板管理人の運 営会社の社長を、横浜地裁は1月17日、異例の猥褻図画公然陳列罪の「正 犯」と認定し有罪を言い渡しました。
2008年05月13日 10:17

