2008/04/03
暴力団排除のために
昨年末、暴力団追放都民センター主催による「第16回暴追都民大会」が日比谷公会堂で開催され、元東京都副知事竹花豊氏による「暴力団問題に対する新たな展開を」題して講演があり、暴力団排除の一層の取り組みに対する意思統一が図られました。
講演の中で同氏は、暴力団は平成3年に国会の全会一致で制定された「暴力団員による不当な行為の防止に等に関する法律」(いわゆる暴対法)により、確実に追い詰められてはいるものの非常にしぶとく、いまだ決定的には至っていないとの現状認識が示されました。
また、暴力団がなくならないのは暴力団が合法的な集団であり、市民がその暴力の恐怖から完全に解き放たれていないことなどがその理由であるとの分析でした。
そこで、「暴力団を恐れない」、暴力団に金を出さない」、「暴力団を利用しない」との暴力団追放スローガンの的確な実践を基本として、暴対法の口止め料、みかじめ料などの不当な要求行為に対する毅然とした対応が今こそ求めらています。
暴追都民センターは、民間唯一の駆け込み寺として設立されているもので、警察、弁護士ともども各種相談に応じています。
これまで、警察への不当要求事案の通報等に伴い警察から多数の中止命令が当事者に発出されていますが、そのことよる被害者、通報者等に対する暴力団のお礼参りは1件もありません。
この事は如何に暴力団員が、警察に逮捕されることを恐れているかの証明でもあります。
したがって、これら不当要求に遭遇した場合の留意すべきは、暴力団を怖がらず、個人で悩むことなく組織で対応することが最も肝要であることを忘れないことです。
2008年04月03日 10:19

