2008/03/05
増加する猥褻図画頒布への対応
最近、当会の訪店調査をみると、海賊版の減少に比例し猥褻DVDを置いている店舗の増加が明らかになっています。
また、警視庁の猥褻物に関する検挙件数の統計では、平成15年の130件から平成18年は298件、昨年については350件を超えることが予想されるなど著しい増加傾向にあります。
こうした猥褻物犯罪の増加は、海賊版の著作権法違反同様、いやそれ以上に真面目に取り組んでいるアダルトメーカーやショップに多大な損害を与えています。
当局の厳しい取締りが続いているとはいえ、摘発されるのはまさに氷山の一角であることから、これに対抗するには、業界一丸となった対策が求められます。
市場に流通している商品の現状は、自主規制によりメーカーが加盟する審査団体で審査を受け、その団体が発行する審査済みシールを貼付して市場に流れるもの、自主規制団体の審査を受けない無審査もの、そして全くの無修正等の違法作品の3形態に分かれています。
こうした現状について、青少年育成国民会議等では、「自主審査団体は、加盟社以外のいわゆるアウトサイダーに関しては手を施す術がないないとの逃げの弁明に終始し、業界として真剣に取り組んでいないのではないか」との批判があります。
確かに、これらの批判は的を射たもので、そろそろ、その要求に応えるべき時期がきているのではないかと思われます。
アウトサイダーを取り込み、市場には審査済み以外の作品が流通しないとなれば、取締り等への強力な援護射撃となり、間違いなく市場の浄化につながります。
そのため、自主審査団体の統一とあわせ、メーカ、流通、ショップ一体となり協議する場が一日も早くできることを期待します。
2008年03月05日 14:35

