2007/04/03
模倣品・海賊版対策の現況 [コラム]
著作権、商標権、特許権などの保護推進を目的とする知的財産戦略本部(本部長・安部首相)は、インターネット上における違法行為の氾濫に伴う知的財産の侵害防止対策を検討していましたが、このほどその一環として次のように法律で規制することを決定しました。
まず、著作権法関係ですが、その一つは、現行法によれば海賊版商品であっても、インターネットへの出品は、広告行為であり、著作権が侵害されないとしているため
・ ネット上のオークションに海賊版商品の出品を禁止する、
その二つとして、同法では著作権者の承諾なしに複製したコンテンツを個人で利用する場合は侵害行為とはならず、そのため、ネット上で違法コピーを入手する行為が横行しているため
・ 音楽や映像を違法コピーした「海賊版」をネット上からダウンロードする ことを禁止する。
次にプロバイダー責任制限法関係では
・ 偽ブランドの出品通報があった場合は、その削除や出品者の情報開示 を迅速に行えるようにする
との内容にそれぞれ改正することにしています。
さらに、映画館での盗撮が多発している現状から、商用目的以外は罰則規定がない現行著作権では、歯止めがかからないとして、新立法として「映画の盗撮防止に関する法律」が、今国会に提出される予定です。
2007年04月03日 14:57

