2007/02/23
技術の進展に関心を [コラム]
いじめ・虐待などにより命まで失う被害者が頻発し、少年を取り巻く環境は、その安全が問われる緊迫した情勢にあります。
少年の非行防止のボランティア団体である「日本ガーディアン・エンジェルス」によると、現在9,400万台の携帯電話(以下携帯)が普及していますが、いじめや性的被害の多くはこれら携帯を介して行われているとのことです。
携帯には、インターネットやメールなど、多様な機能の下にその活用が図られていますが、青少年に対し憂慮されているのは、有害情報が氾濫しているインターネットに簡単にアクセスできることにあります。
その防止策の一つとして挙げられるのが、有害サイトを遮断する機能を持つ「フイルタリングソフト」です。しかし、それらの機能については、情報提供が不十分でまだ一般的に認知・普及されてとは言えず、結果的には野放しの状態でした。
こうした状況から、昨年、東京都は携帯業者に対し同機能を付することを義務付けた条例を制定しました。しかし、現在のところ対応した業者はなく、その実効が上がっていない現状下にあり、近々総務省も同対策に本腰を入れるとのことです。
技術の進歩が青少年に及ぼす影響について、社会が鈍感にならず「一灯照隅」の気持ちで、有害環境の浄化に自分ができることから本気で取組む必要があります。
2007年02月23日 14:05

