2006/10/05

最近のネット利用犯罪の事例 [コラム]

 去る4月、M署は、都内において個室付ビデオ店を装い、女性従業員を使って個室マッサージ店を営業したなどとして、風適法違反により経営者及び男性従業員2名を逮捕しました。
 同店は、アダルトビデオの鑑賞店を装っていましたが、インターネットのホームページでは、個室マッサージのサービスであることを宣伝していました。
 ホームページに気付いた同署は、直ちに警告をしましたが、経営者は「すぐに止めます」などと言い逃れをしながら営業を続けていたものです。
 1日の売上げ約350万円の魅力には勝てなかったと見えます。
 また、7月には、インターネットのホームページ制作などを業とする、ネット関連会社の社長以下3名が、アダルトサイトから無修正の動画をダウンロードし、DVDにコピーしたものを通信販売したとして、猥褻図画販売で逮捕されています。
 本件では、代金振込先が他人名義口座であったことから、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)としても追求されています。
 同じく7月に、渋谷区内のマンションを拠点に猥DVDを複製し、これらの販売を目的にホームページを開設していたホストクラブの店長ら5名が、遠隔のI県警察に逮捕されました。
 ネット上の事件解明の困難さが叫ばれる中、ホームページによる販売を端緒とした本事例は、この種犯罪に大きな警鐘を与えたものと思われます。

2006年10月05日 11:24